バラ日記2006号外

 1月21日(土)、22日(日)と、アンネのバラの接ぎ木を行いました。スモールハンズ、一般の方々を入れて2日間で約70名、300株ほど接ぎ木しました。今年接いだバラは、来年のアンネのバラの贈呈、また新ホロコースト記念館にできる「アンネのバラ園」に植えられる予定です。
 接ぎ木後、スイスのバーゼルにあるアンネフランク財団に贈呈する20株の土落としの作業をし、検疫後、24日(火)にスイスに送りました。
 早速、26日(木)(日本時間)に、アンネフランク財団のエヴァ・ホフマン氏から、「バラを空港で受け取りました」との連絡をいただきました。
 ホロコースト記念館から子どもたちの手を通して、さらに平和のバトンが世界に広がるように願っています。

ホフマン氏からの手紙
 皆様からの素晴らしい贈り物が、昨日金曜日の朝に着きました。朝8時に連絡が入り、10時に大事な荷物を受け取るために空港に行きました。すべてが順調に進み、わたしたちは有名な園芸施設にバラを持っていきました。そこでは再び土で包み、地面に植えられるだけ土が軟らかくなるまで保管してくれます。こちらの気温は現在0度を下回っています。
 バラを本当にありがとうございました。わたしたちは平和とアンネとオットー・フランクのために大切にしたいと思います。
 館長ご夫妻、スタッフの皆さん、接ぎ木をしてくれたスモールハンズの皆さんにわたしたちの愛と尊敬をお送り下さい。
                         2006年2月
                         アンネ・フランク財団理事
                         エヴァ・ホフマン